くどいようだが僕たちはただ結婚式の写真を撮っている訳ではない。
人生を撮っている。
たまたまそれが結婚式だった、そんな感じだ。
ちょっと大げさに聞こえるかも知れないが、コンビニでの買い物もDVD鑑賞もお昼寝も結婚式も全て人生の一部に過ぎない。
僕たちはただそれを撮っていく、依頼人の希望に添う様に持てる力を全て駆使して、あるがままをあるがまま以上に撮っていく。
厳密に言えばそこにドラマや映画の様なストーリーはあまり無い。
ただ結果としてそういったものが写真に付いて来る事は多い。
撮影中はあくまでニュートラルに全てに反応出来るよう心掛けている。
だからこそ見る人によって写真の意味が変わってくるのかも知れない。
写真はそれでいい。
僕たちはディレクターでは無い、単なる記録者だ。
記録された写真は見る者の中で物語へと変わっていけばいい。
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